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2024/01/11
地震に備えた工事で安心・安全な暮らしを!
鵜野桃子

 2024年1月1日、能登半島で震度7を観測する地震が発生しました。震源に近かった石川県、富山県、新潟県、福井県などでは建物の倒壊や液状化など甚大な被害が出ました。

 ベストホームでは、1/31日まで各店舗に募金箱を設置し、スタッフやご来店されたお客様の善意を募らせていただきます。 いただいた支援金は 「Yahoo!ネット基金」もしくは石川県にお送りする予定です。ご来場の際は、ぜひご協力をお願いいたします。

 今回の地震発生以降、毎日テレビやSNSで被害状況を目にするようになりました。強い揺れを受けてぺしゃんこになってしまった古い家屋、傾いたり崩れてしまったりしているブロック塀、大きくヒビが入ってしまっている道路など、非常に凄惨な光景です。

 しかし、私たちも決して他人事ではありません。今後30年以内にマグニチュード8~9クラスの巨大地震が発生する確率は非常に高まっていると言われています。南海トラフ巨大地震と言われるこの大災害では、地震の少ない岡山においてでさえ最大震度6強が想定されています。

[参考]国土交通省.国土交通白書2020.地球環境・自然災害に関する予測. https://www.mlit.go.jp/hakusyo/mlit/r01/hakusho/r02/html/n1222000.html

[参考]岡山県庁.南海トラフ巨大地震における浸水想定と被害想定等について. https://www.pref.okayama.jp/page/417672.html

 この機会に、来る大災害への備えを始めていく必要があります。

 今回は、私たちベストホームが、皆様の安全な暮らしを守るためにお手伝いできることを少しご紹介いたします。ぜひ皆様のお家の近くにも同じような状態の場所がないか確認してみてください。

危険なブロック塀

 お庭の工事を担当していると、古いコンクリートブロックの塀を見かけることがあります。近年は、頻発する大地震で古いコンクリートブロックが倒れ、下敷きになって怪我をしたり命を落としたりする人も少なくありません。今でこそ基準が厳しくなり、強度や高さも一定の基準を守って施工されるようになりましたが、それ以前に施工されたものの中には、基礎がしっかり打たれていない、鉄筋が入っていない、などといった安全性に欠ける塀もあります。

 こちらの古いブロック塀は、ブロックの厚み100mmで、段数は7段ありました。現在の決まりでは、ブロックの厚みは120mm以上、6段以上の高さを積む場合には控壁を設けなくてはなりませんが、こちらのブロックはそのいずれも満たしていませんでした。更に、根本を少し掘ってみると…

なんと、基礎がありません。

 これではコンクリートブロックがただ7段積み上げられて自立しているに等しい状況です。揺れが来ればすぐに倒壊してしまいます。古いお家の建て替え時に、このようなブロック塀が現れることは少なくありません。大切なお子さんが遊ぶお庭に、このような危険なブロック塀を設置しておくわけには行きませんね…。

 ベストホームでは、そこで暮らす大切なお客様が安全に生活していただけるよう、施工基準を設けています。ブロック塀の施工に関しても同様です。

ブロック塀の施工方法に関しては、ホームページに詳しいご説明があります。ぜひご覧ください。https://besthome-oka.co.jp/concept/standards_detail_block

ブロック施工断面図

ベストホームの耐震リノベーション

 ベストホームでは、いつ起こるかわからない“地震”から家族や大切な思い出を守る、耐震リノベーションも行っています。

詳しくはこちらのURLからホームページをご覧ください。→https://www.besthome-reform.jp/renovation/

災害に備えた意識を!

 いつ起こるかわからない災害ですが、私たちにはそれを止めることはできません。だからこそ、日頃から防災・減災の意識を持つことが必要です。大切な人、大切な思い出、大切な生活を失ってしまわないよう、今からできることをやっていきましょう!

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